2007年11月20日

Cross, Christopher

すっかりご無沙汰してました。
自分のCDの整理のためにやってるだけのblogなんで、これからもボチボチやっていきます。

ということでblog名変えましたw

Christopher Cross / Christopher CrossChristopher Cross / Christopher Cross (#459)

AOR全盛時代末期の1980年、彗星の如く現われ一躍スターダムにのし上がった時代の寵児Christopher Crossのデビュー作。
"Sailing"、"Ride Like the Wind"の2曲の大ヒット曲を収録。
魅惑のハイトーンボイスは聴く者を魅了しましたが、ルックスがキモヲタデブっぽかったのが良くなかったのでしょうか、その後のMTV時代の到来とともに人気も急降下。
あっというまにすっかり過去の人になってしまいました。
まさに"Video Killed the Radio Star"。

最大のヒット曲は"Arthur's Theme"(邦題は「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」)ですが、このアルバムには収録されていません。
残念。


(通算459枚目)

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2007年11月05日

Crosby, Stills, Nash & Young

Déjà Vu / Crosby, Stills, Nash & YoungDéjà Vu / Crosby, Stills, Nash & Young (#458)

The Byrds+Buffalo Springfield+The HolliesというスーパーグループCS&NにNeil Youngが加わったCSN&Yの唯一のオリジナル・スタジオ・アルバム。
4人の個性がぶつかるバラエティに富んだサウンドは栄光の60年代が過ぎ去った70年代初頭という時代にふさわしいものでした。
と、偉そうに講釈垂れてる割には、実際には"Teach Your Children"と"Woodstock"くらいしか聴かないんですけどね。
他のアルバムは聴いたことないし。
っつうわけで、あまり多くを語る資格もないのですが、これだけ個性の違う4人のそれぞれに優れたソングライターが集まって衝突を起こさないわけがないので、ある意味奇跡的なバランスの上に成立したワンタイム・ディールだったということは言えるんじゃないかと。


(通算458枚目)
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2007年11月04日

Creedence Clearwater Revival

60年代の終わりから70年代の初頭、「ロック」が変容していく激動の時代を、カントリー、R&B、ロカビリー、フォークと言ったロックンロールのルーツの全てを融合させた頑ななまでにベーシックなサウンドを鳴らしつつ駆け抜けた伝説のバンド。
彼らのサウンドの特徴はその馬鹿馬鹿しいほどのわかりやすさにあります。
わずか5年間の活動(実質的なピークは3年ほど)で放ったヒット曲は数知れず。
ロックの歴史に地味ながらも確実な足跡を刻んだバンドと言えるでしょう。


Bayou Country / Creedence Clearwater RevivalBayou Country / Creedence Clearwater Revival (#452)

最初の全米トップ10ヒットであり、最も有名な曲の一つと言っても良い"Proud Mary"(全米2位)収録のセカンド・アルバム。1stほどではないものの、まだ比較的R&B色が強い内容になっています。


Green River / Creedence Clearwater RevivalGreen River / Creedence Clearwater Revival (#453)

"Bad Moon Rising"、"Green River"(いずれも全米2位)収録のサード・アルバム。
1stや2ndで見られたゴリゴリのR&Bタイプの曲が姿を消し、サウンドのバランスが良くなってます。
このアルバムあたりからJohn Fogertyのソング・ライティング能力がフルに発揮され始めていると見ることができるのではないでしょうか。


Willy and the Poor Boys / Creedence Clearwater RevivalWilly and the Poor Boys / Creedence Clearwater Revival (#454)

"Down on the Corner"(全米3位) / "Fortunate Son"(全米8位)の両A面シングルを含む4枚目のアルバムであり、C.C.R.が1969年にリリースした3枚目のアルバム。
1年に3枚もアルバムをリリースするだけでも今の基準から考えると凄まじいことですが、それが全てロックの歴史に残るような名盤、名曲揃いであることに驚きを禁じ得ません(更に言えば、このアルバムの直後にリリースされた次作"Cosmo's Factory"も入れるとほぼ1年間で4枚というペースになります。凄すぎ)。
この時期のC.C.R.のアルバムは甲乙付け難いですが、一般的には本作を最高傑作と呼ぶ声も高いようです。
オリジナル曲の充実振りに加え、フォーク・ブルースの名曲"Cotton Fields"やトラッドナンバー"Midnight Special"などカバー曲の出来栄えも秀逸。


Cosmo's Factory / Creedence Clearwater RevivalCosmo's Factory / Creedence Clearwater Revival (#455)

前作からわずか2ヶ月のインターバルでリリースされた5枚目。
"Travelin' Band" / "Who'll Stop the Rain"(両A面・全米2位)、 "Up Around the Bend" / "Run Through the Jungle"(両A面・全米4位)、"Lookin' Out My Back Door" / "Long As I Can See the Light"(両A面・全米2位)、"I Heard It Through the Grapevine"(Marvin Gayeのカヴァー)とヒット曲満載。
Billboardのポップ・チャートとソウル・チャートの両方で1位になるという快挙も成し遂げています。
このようにメジャーデビューからわずか2年足らずで創作的にも商業的にも稀に見るほどの大きな成功を収めたのは、偏にJohn Fogertyのアーティストとしての能力の成長に負うところが大だったのですが、それが却ってメンバー間の関係を拗れさせることになり、次作"Pendulum"リリース後、実兄のTom Fogertyが脱退。その後、C.C.R.は残された3人で活動を続けますが、Johnのワンマンバンドからの脱皮を図ろうとして失敗、わずか5年足らずの活動でC.C.R.は終止符を打つことになります。
結果的にこのアルバムが、John Fogertyがその才能を何の制約もなく発揮した最後のアルバムとなりました。


CHRONICLE THE 20 GREATEST HITS / Creedence Clearwater RevivalCHRONICLE THE 20 GREATEST HITS / Creedence Clearwater Revival (#456)

解散後にリリースされたベスト。
主要曲はほぼ網羅されているので、入門編としてお勧め。


Classic Rock - Creedence Clearwater Revival / Creedence Clearwater RevivalClassic Rock - Creedence Clearwater Revival / Creedence Clearwater Revival (#457)

アメリカにいる時に買ったTime Warnerの通販コンピレーションシリーズ"Classic Rock"におまけで付いて来たベスト盤。
この通販シリーズは、月々15ドルくらい払うと毎月CDが一枚送られて来るというシステムでした。アメリカって、この手の企画、結構多いんですよね。
はっきり言ってほとんど持ってる音源なので要りません。要らないなら返却すれば金返してもらえるんだけど、面倒くさかったのでそのまま持ってます。


(通算452枚目〜457枚目)
posted by H5 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | C | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Creatures, The

Siouxsie & the BansheesのSiouxsie Sioux(Vo)とBudgie(Dr)夫妻(元)によるサイド・プロジェクト。
1995年のBanshees活動停止後はパーマネント・プロジェクトになるはずでしたが、エレクトロニカ風のダレた実験作(という名の下に自己満足を垂れ流した)アルバムを2枚リリースした後、離婚により消滅(したはず)。
Siouxsie Siouxは吹っ切れたかのようにソロでの活動を開始、かつての作風を取り戻しております。

と、書くと、まるでBudgieが元凶みたいに見えますが、実際そーゆーことなんですかね?


A Bestiary Of...The Creatures / The CreaturesA Bestiary Of...The Creatures / The Creatures (#449)

Siouxsie & the Banshees全盛期の1980年代初頭にリリースされた1stアルバムとEP2枚をカップリングしたコンピレーション。
ドラマーが主導したプロジェクトらしくビートが強調された作風となってます。
一言で言うと、ジャングル・ビートをフィーチャーしたBansheesといった風情のサウンドですが、Bansheesで見られたゴシックでサイケデリックなテンション溢れまくりの音とはやや異なった方向を向いていることも事実。この当時のBansheesのサウンドに心酔していた自分としてはこのプロジェクトに参加していないSteven Severinの存在の大きさを再認識したものでした。
ただ、Banshees解散後のダレた作品と比べればはるかに良く出来てはいます。


Anima Animus / The CreaturesAnima Animus / The Creatures (#450)

Banshees解散後初のThe Creaturesとしてのフル・アルバム。
流行のエレクトロニカとかドラムン・ベースとかその手の色物を齧ってみました的な音ですが、正直Banshees時代のテンションとは比べるべくもありません。
てゆーか、今更打ち込みかよ、って感じですよね。
何か勘違いしてるというしかありません。


Hai! / The CreaturesHai! / The Creatures (#451)

日本の和太鼓とのコラボをフィーチャーした実験作。
と書いちゃうと何だか刺激的に聴こえますが、実際に出てきたものを聴くと意外と平凡。
西洋と東洋の融合って西洋側から見ると色々と魅力的に見えるんでしょうけど、実際にやってみるとなかなかうまく嵌まらないもんです。
20年遅れの"Flowers of Romance"かよ?みたいな感じ。


(通算449枚目〜451枚目)


posted by H5 at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | C | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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